たぶん恋、きっと愛


「待っ………!!」


熱のこもった目をようやく開けた雅が、膝を閉じようと体を強ばらせ、腰をわずかに引いた。

凱司は一瞬、動きを止めるが、黙ったまま、再び押し開く。




「やっ…待って…!」

「………んだよ」


先端は、すでにあてがわれている。

今更の雅の抵抗など、なんの妨げにもならないくらいに濡れたそこも、受け入れる準備は充分過ぎるほどに整っている。



「…早く言え」


耐えられない。
こんな所で止まれる訳がない。

やっぱりやめて欲しいなどと言われても、今となってはもう無理だ。

後から悔いてもいいから、思い切り、啼かせたい。






「…………好き…って……言って欲しい…です」


嘘で、いいから。
本気に、しないから…。




掠れたような声は、唯一の。


雅の希望。
 




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