たぶん恋、きっと愛
お昼の薬は、何時だったろうか。
日に何度、服用する薬だろう。
熱が下がれば食事も摂れると、凱司は言っていた。
登校を途中で止めて、帰宅途中のコンビニで、おおよそ病人が食べられるようなものを、買い込んできた。
点滴でもする気か、というほど、スポーツドリンクも買い込んだ。
そのまま登校してくれと言ったはずの友典が、見かねて運んでくれはしたが、友典は家の中に入らないと決めているのか決められているのか、強化ガラスの外側で足を止めた。
ありがとうございます、と笑顔を向けた雅に、ごく小さな声で、鍵を早く閉めてください、と呟いた事が、とても嬉かったのに。
なんだか全て、随分前の出来事のような、気が、する。