たぶん恋、きっと愛
「……重、い…です」
「うん」
「…ぃえ…あの」
「だって雅ちゃん、どっか行っちゃいそうで」
もぞ、と身じろいだ雅を押さえつけるように、額を合わせた。
「……俺…雅ちゃんを嫌いだと…思ったよ」
誰も…信じてなくて。
卑屈で。
人の顔色窺って…気ぃ使って。
すぐ、揺れて。
自分誤魔化してばっかりで。
「ほんと、頭悪くてさ」
馬鹿じゃないかと思うよ。
嫌なら嫌って。
助けてくれって。
何の為に携帯持ってるの?
呼べばいいのに。
黙って、泣くの我慢してさ。
みんなに心配かけて。
俺、あんまり怖くて、自殺したくなったじゃないか。
俺が手を離したせいで、こんな……髪切られたりしてさ。
俺、死にたくなっちゃったじゃないか。
雅ちゃん殺して、死にたくなっちゃったじゃないか。