たぶん恋、きっと愛
「……がっ…凱司さん!」
出ていったばかりの雅が、困惑した顔で飛び込んできた。
「まっ昌也さん来てる!!」
「…あぁ!?」
「昌也さんゲームしてる!!」
シャツを着ようとちょうど立ち上がったところに、体当たりするかのように突っ込んできた雅が、ぐいぐいと背中を押す。
「早く!誤解とかなきゃ!」
「はあ!?」
背を押されるままに、といっても身長差のせいで、押されているのは腰。
「落ち着け!押すなっ」
「だって!!」
「だってじゃねぇっ!」
ひどく困惑した目をして、だって、と声を落とした雅を見下ろして、凱司は。
大丈夫だ、と、その髪を掻き回した。