大人の恋をしよう☆彡
お口あんぐりの私の代わりに、
「あ、こんにちは。美々の友達の森 加奈子って言います。」
「うん。こんにちは。俺は、三上 奏太。」
「はい。知ってます。先輩有名だもん。」
なんて、いつの間にか私を無視して、楽しそうに会話を始めた。
だったら、私がいなくてもいいじゃない。
加奈子と先輩でご飯食べに行けばいいじゃない。
もう、二人を放って仕事しよう。
処理しなくちゃいけない資料を揃えて、パソコンに向き合っていると、
「じゃあ、加奈子ちゃん。よろしくね。」
と手を振って教室に帰っていく先輩。
やっと、帰ったかと、安堵していると、
「じゃあ、そういうことだから。」
いきなりそういう加奈子が理解出来なくて、
「何が??」
と聞けば、
「だ~か~ら~、帰りに先輩の友たちと4人でご飯食べに行くんでしょ!」
「はあ~~~!」