すっぴん恋愛~危険な素顔はオフィス内禁止~
今置かれている有り得ない状況に竜哉は固まった。


抱きつかれたまま、ソファーにずるずると連れて来られてしまう。


雪菜の腕を振りほどいて帰ろうと試みるが、酔っているくせに力が強く…少し動くと「ダメ…」と耳元で囁かれる。


(おいおい…どうなってる…勘弁してくれ)


そのまま、時間が過ぎていき…終電の時間が近付いた。

ハート型の壁時計を見て、竜哉はため息をつく。


(昨日の女…この近くだったな…泊めてもらうか?いや…でも)


昨日の女に借りを作りたくないと思った竜哉は、ここに泊まることを決めた。
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