すっぴん恋愛~危険な素顔はオフィス内禁止~
「えっ?この部屋?…あーー!見ないでー!」


隠していた部分を見られては困る雪菜は慌てて立ち上がって、手をブンブン振り回した。


「今さら隠したって、無駄…じっくり見たけど」


「はぁ~、水…」


我に返った雪菜は喉がカラカラで、水を要求する。


「ったく…手が掛かるな、ほら」


竜哉がキッチンに行き、これまたかわいいハート柄のコップに水を注いで渡す。


「ありがと…」


雪菜は自分の部屋を知られたことで下を向き、落ち込んでいた。


「もう終電ないから、ここに泊まるな。風呂借りるぞ」


竜哉は落ち込む雪菜を気にとめることなく、バスルームへと向かう。


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