らぶ・みー 
バスローブを羽織って部屋に戻ると、彼は窓辺に立ってぼんやりと夜景を眺めていた。

どこか切なげな表情がたまらなく愛しくて、黙って彼の背中にしがみつく。

少し驚いた顔が窓ガラスに映り、その後すぐに穏やかな笑顔になって、彼のカラダに回された私の腕を手のひらで包み込む。



「初めてじゃない? 雪乃から抱きしめてくれたの。」

「.....そう?」

「うん。いつも俺からだったから嬉しい。」

「じゃあ、これからいっぱいするね。」

「して。そうやって、抱きしめたいと思ったら抱きしめて。.......キスしたいと思ったら、すぐして。」

「.......うん。」
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