らぶ・みー 
車を少し走らせて、テニスコートやグランドがある大きな公園に行き、駐車場に停めた。

昼間は活気のある公園だが、夜はあまり人通りがない。

グランドのライトが消えると、辺りは急に静かになる。



「具合どう?」

「ちょっと寒気がするけど、大丈夫。」



彼は運転席から身を乗り出し、私のおでこに手を当てた。



「あ、でもまだ熱いかな?.......ねぇ、ちょっと後ろの席おいでよ。」



先に後部座席に移動し、手を引いて私を誘導すると、自分の上着を掛けて抱き寄せた。



「こうやってた方が、あったかいでしょ?」

「うん。ありがとう。」
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