らぶ・みー 
彼の肩に頭を乗せると、頭から抱えこむように緩く抱きしめられた。

あったかい......

彼の思いやりに、カラダだけじゃなく、心まで暖かくなる。



「ねぇ、俺たちってさ、俺が携帯落としてなかったら出会ってないんだよね?」

「そうだね。」

「だからさ、俺、あの日、雪乃さんが俺のこと見つけてくれたと思ってる。」

「そう言うと、何だかロマンチックに聞こえる。」

「いいの。拾ったのは携帯だけど、だってそういうことじゃん?」

「別の人に拾われなくて良かったね。」

「あぁ、そのパターンがあったか。」

「親切なおじいちゃんとかね。」
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