らぶ・みー 
目を合わせて笑い合う。

彼の右手が、私の髪を弄び始める。



「でもさ、最終的には雪乃さんが見つけてくれた訳でしょ? 運命感じない?」

「運命かぁ.....そうなのかな。」

「運命の出会いって、たった一秒ズレただけでも訪れないんだよ。だから、奇跡かもしれないって思うんだ。」



彼は弄んでいた髪を掻き上げ、キスをした。



「感染っちゃうよ。」

「いいよ。」



月明かりの中で私を見下ろす顔がゾクッとするほどセクシーで、風邪を感染してはいけないと思いながらも、再び近づいてくる唇を避けることができない。

吸い寄せられるように、キスをしやすい角度に顔を傾けてしまう.......
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