らぶ・みー 
ゆっくりと、何度も丁寧に唇を重ね合わせる。

次第に唇を吸う力が強くなり、入ってきた舌が私の中を探りながら絡まり始める。

彼がつけている甘い香水の匂いに包まれてそうしていると、心地良くて、意識が薄れていく.......



家を出る前に飲んだ薬が切れてきたから?

興奮しているから?

キスをしているだけなのに、カラダがだんだん火照ってきて、あまりの気持ち良さに朦朧としてくる。

時折漏れてしまう声を、荒くなる息使いを、雨の音がかき消している。



「.....はぁっ。」



唇が離れた瞬間、無意識に声が漏れた。
< 87 / 325 >

この作品をシェア

pagetop