君と本気のラブゲーム
「友達ではない」
無表情のまま、諒兄はきっぱりそう言い放った。
「ひどっ!!俺、今の今までめっちゃ友達だと思ってたんだけど!?」
「同じゼミに所属しているというだけだ」
「諒ちゃん、俺泣いちゃうよ…?」
すん、と泣き真似をする小動物系男子さん。
……って、呼ぶの長いな。
いい加減本名教えてくれないかな。
「すぐ泣くやつは嫌いだ」
「ひっどい!!妹さん、慰めて!」
わあん、と顔を掌で覆って、小動物系男子さんはそう言った。
「あはは、どんまいです」
私は笑いながらそう返す。
「優しい!諒も少しは見習って俺に優しくしろよ!」
「必要性が感じられない」
さらりと返した諒兄。
よくこんなんで友達になってくれたな、小動物系男子さん。
ありがたいことだ。
「ひどい!ひどすぎる!そんなひどいやつは、強制参加だ!」