君と本気のラブゲーム

「そ。あるもの。行けば分かるよ。ケータイ、持ってるよね。全4学部回って、撮った写真を見せてくれればクリアだよ」


にっこり笑った小動物系男子さんに、諒兄は呆れた顔をした。


「バカらしい」


「まぁまぁ、そんな冷たいことおっしゃらずに」


にっこり笑ったまま小動物系男子さんはそう言うと、諒兄の掌から青い石のついたブレスレットをひとつ取り、諒兄の手首にカチッ、とはめた。


「お前…」


「あ、ちなみにこれ、1度つけたらクリアまで外れないからよろしく!」


「ふざけるな」


本気で怒ったような声の諒兄だったけど、小動物系男子さんは、まったくお構いなしのようだった。


……すごい。



「諒ちゃんなんか、このイケメンくんとペアになってしまえ!」


と、小動物系男子さんは、京佑くんに青い石のブレスレットをつけようとした。



……が。





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