君と本気のラブゲーム
「これって、手分けしてもいいんですか?2ペアで」
嘉乃が尋ねると、小動物系男子さんは「いーよー」と軽く了承してくれた。
「あの、これ3メートル以上離れられないって、どういうことなんですか?」
私はそう質問する。
さっきの説明で、それが一番気になってたんだよね。
離れられないって…。
「あ、離れられないっていうか、離れない方がいいっていうか。コレもともとカップルのためのゲームだからさ。ペアの石が3メートル以上離れると、すごいでかい音が出るようになってるんだ」
「なるほど…」
私は、手首に光るブレスレットを見る。
そんなたいそうな機能が付いているようには見えないけど…。
すごいな。
「もう質問はない?じゃあ、行ってらっしゃーい!」
小動物系男子さんに元気よく見送られて、私たちは出発したのだった。