君と本気のラブゲーム


それから、京佑くんと一緒に、文学部の食堂に入った。


外の屋台で食べている人が大半なのか、そこまで混みあってはおらず、窓際の、人気のないテーブルにつく。



「……なんで、シカトしたの?」


椅子に座った瞬間、京佑くんはそう訊いてきた。


……だよね。


それ、訊きますよね…。



「……私も、怒ってたから」


「何に」


「……言いたくない」


関係ないって言われて、なんて言ったらまるで私が本当に京佑くんのことを好きみたいだもん。


絶対、言えない。



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