君と本気のラブゲーム


「どうして2組のカップルがいるのにわざわざ部屋を分けるの?

私だってアヤとお泊りしたいけど、でもキョウもアヤと泊まりたいと思ってると思うし。

私はアヤと同じくらい諒太郎さんともお泊りしたいから、アヤはキョウに譲ろうと思って」



「譲らないでよー…」



私はがっくりと肩を落とす。




私、完全に嘉乃と同じ部屋だと思って油断しまくってますよ?



いろいろ、大丈夫なの?



……え。


いろいろってなに!?



私、何を考えている!?




私は、ぶんぶんと頭を振ってよからぬ思考を振り払った。



「や、やっぱ無理!!それに嘉乃、いくら諒兄だって、一晩一緒にいたらこう、むらむらしてきちゃうかもしれないよ!?」



私達の後ろにいる男2人には聞こえないように声を落として、私はなんとか嘉乃を説得しようと恥ずかしくもそう進言した。



ごめんね諒兄!


理性を疑ったりして!


決して本心じゃないから!!


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