君と本気のラブゲーム
「え?」
しかし、きょとん、と私を見る嘉乃。
「……もしかしてアヤ、私と諒太郎さん、まだだと思ってる?」
「…………へ」
ま、まだ……。
「やだ、だってアヤたちと違って、私たちは付き合いだして結構経つし……。まさかそこまで純なお付き合いだと思ってたの?」
「え、ええ?」
もはや驚愕に叫ぶことすら出来ずに、私はただ混乱していた。
そんな私を差し置いて、嘉乃はにっこり笑う。
「大丈夫だよ、アヤ。キョウ、その点に関しては問題ない!」
その点って、どの点!?
「任せてれば、大丈夫!」
じゃあ、1時間後にまたロビーでね、と言い残して、嘉乃は放心状態の私の手にカードキーを持たせると、諒兄と仲良く去っていってしまった。
「ちょ……っ!」