君と本気のラブゲーム
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「美味しかったねー!」
夕食を食べ終え、ヒロと諒太郎さんと簡単に明日の予定を確認して部屋に戻る。
綺深はぽすっとベッドに腰かけた。
……さて。
さっきは『まだ考えなくてもいいんじゃない』なんて先延ばしにしたけど。
……朝まで、もう、ここでふたりきり。
「……綺深、先にお風呂入ったら」
なんとか平静を装って声を掛けると、綺深はそれまでの「美味しかった」テンションから一気に動作を止めた。
……おー、これは、意識してる?
しばらくフリーズしていた綺深だけど、やがて、ギギ、とでも効果音が付きそうなくらいおそるおそる、俺の方を見た。