いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】
…もちろん、地元ほどじゃないけれど。
そんな街並みに目を奪われているあたしに対し、天は立ち止まるどころか、目もくれない。
前にも、来たことあるのかな?
だから、感動が薄いの?
…だとしたら。
そのときあたしの胸にモヤッと現れた、黒い気持ち。
―"嫉妬"
天…誰と来たの?
あたし以外の、女の子…?
聞きたいけど聞けない。
小さく、溜息をつこうとしたときだった。