いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】

"まだなにか？"とでも言いたげな天が、あたしにグイッと顔を近付ける。

…ねぇ、天。

あたし、今、どんな表情してる？

｢…メグ？｣

あたしがあまりにも無反応だったせいか、天の声が優しくなった。

何か言わなくちゃって思うのに、言葉が出てこない。

ねぇ、なんて言えば、伝わる？

｢…メ・・・｣

｢大好き、天。｣

結局、口から出てくる言葉はありきたりなものだけど。

…伝わったかなぁ。

｢天、だーいすきっ！｣