いつも隣の幼馴染み。-完-【あとがき重要】
俺は芹成を放置して、困り顔のメグと金髪頭の先輩らしき奴の間に入り込む。
目の前のコイツに、若干睨まれてるけど気にしない。
「校内で何してんスか、先輩。先生呼びますよ?」
―メグには、誰も近づかせない。
「チッ!」
先輩は舌打ちをして、さっさと俺らから離れていった。
…なんかこれ、昨日もあったな。
「う゛ぅ、ごめんね?天…」
後ろで申し訳なさそうにしてるメグの頭を撫でて、「大丈夫だ」と微笑んだ。
「天くんかっこいーい~♪」
…五月蝿い芹成は、このさいほっておこう。