魔物☆に恋して~透明な誓い~
あたしはイカってるのに、

「あら、この子も可愛いわ」

マヤを取り囲んでいた天使の一人が、あたしに、

輝く微笑を向けた。

・・・ヤバい。

あたしは口をつぐむ。

けれど、彼女は、あたしにすり寄ってきた。

本当に、頬をすり寄せてきたのだ。

あ、あの、天使・・・さん??

天使は白くて長くて綺麗な指で、あたしの反対側の頬をなでながら、

「かっわいいわ~ずっとここにいなさいよ。ね?怒ってないで」

クスクスクス・・・って笑ってる。

にっ、逃げたい。

でも、なぜだか体が動かない。

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