身勝手な恋情【完結】

いつもより時間をかけて一つになって

熱い体を冷まさないよう、抱き合って眠った。



蓮さんは深夜に一度だけうなされたみたい。

彼のうめき声に一瞬目を覚ましかけたのだけれど

私の体のラインをなぞるように滑る手のひらの熱をジッと感じているうちに、彼が落ち着きを取り戻し、静かに眠りに落ちたことを肌で感じて、目を閉じた。




そして朝を迎えて……

カーテンの隙間からのぞく太陽光に目をさまし、穏やかに眠る蓮さんにホッとして。

朝ごはんを作ろうかと体を起こした瞬間、目を覚ました蓮さんに横から抱き寄せられる。



「寒い……」



私はコットンのロングワンピースタイプのパジャマを着ていたけれど、蓮さんはハダカだ。

いくらお布団の中でも、そりゃあ寒いよね。



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