身勝手な恋情【完結】
ちょっとちょっと!
なんだかよくない?こういうの。
同棲してるみたいよ。うふふふふ……。
ニヤニヤしながら手を動かしていると
「ひよ、その気持ち悪い顔元に戻して、こっちに来て」
蓮さんが私を手招きする。
「気持ち悪い顔って……! もう……なんですか?」
ベッドに腰を下ろすと、蓮さんは上半身を起こし、そのまま無造作に私を後ろから抱き寄せる。
「わっ……」
彼の長い脚の間にすっぽりと抱きしめられて、戸惑いながらも背中に感じる熱に胸がキュンと跳ねる。
「――これ」