身勝手な恋情【完結】
シーツを新しいものに変えるために、つかみ、引き寄せると
隙間からカラン……と何かが飛び出して転がった。
ん……?
床に落ちたそれをつまみあげる。
「ピア……ス……?」
それは小さなダイヤのピアスだった。
私はピアスはしていない。
じゃあ可憐さん?
いや……彼女だって、派手な格好はしていたけど、ピアスなんかしてなかったと思うんだけど……
じゃあもしかして蓮さんの昔のカノジョとか?
いやいやそれは違う。
可憐さんがこのベッドに眠るとき、シーツは変えた。間違いない。
じゃあそのあと誰かがここにピアスを落とした?