身勝手な恋情【完結】

シーツを新しいものに変えるために、つかみ、引き寄せると

隙間からカラン……と何かが飛び出して転がった。



ん……?


床に落ちたそれをつまみあげる。



「ピア……ス……?」



それは小さなダイヤのピアスだった。


私はピアスはしていない。

じゃあ可憐さん?


いや……彼女だって、派手な格好はしていたけど、ピアスなんかしてなかったと思うんだけど……

じゃあもしかして蓮さんの昔のカノジョとか?



いやいやそれは違う。
可憐さんがこのベッドに眠るとき、シーツは変えた。間違いない。

じゃあそのあと誰かがここにピアスを落とした?



< 411 / 469 >

この作品をシェア

pagetop