Mezza Voce Storia d'Aore-愛の物語を囁いて-
「僕が必ず、陛下をお守りします」
ケインの言葉が胸に響いた。頼もしい言葉だった。
ジョーンは必死に手を持ち上げると、馬の隣に歩み寄った。踏み板に足を乗せて馬に乗ろうとすると、ケインが腰を掴んで手助けしてくれた。
震えている手足で、乗ろうとしているジョーンが心配に思ったのかもしれない。ジョーンもケインが支えてくれたおかけで、すんなりと馬の背に乗れた。
続けて、ケインがジョーンの後ろに乗ると、手綱を掴んで馬の腹を蹴った。
矢が飛んできた方角へと、ケインが馬を走らせた。ジョーンはケインの腕の中で、身体の震えを止めようと懸命に筋肉に力を入れていた。
短く刈られた芝生の上をケインの馬が颯爽と走った。
時々、木々が密集している箇所を通り過ぎる。右側には小さな川が流れており、ケインの馬が上流に向かって走っていた。
ジョーンの身体はまだ小刻みに震えていた。一度、恐怖で震えだした体はなかなか止まってくれない。心臓の早い鼓動が、頭に響いていた。
指先は血の気がなく、触らなくても冷たくなっているのがわかった。足もきっと冷たいだろう。
(私は命を狙われている?)
誰が? 何のために。ジョーンの命を狙うのか。
ケインの言葉が胸に響いた。頼もしい言葉だった。
ジョーンは必死に手を持ち上げると、馬の隣に歩み寄った。踏み板に足を乗せて馬に乗ろうとすると、ケインが腰を掴んで手助けしてくれた。
震えている手足で、乗ろうとしているジョーンが心配に思ったのかもしれない。ジョーンもケインが支えてくれたおかけで、すんなりと馬の背に乗れた。
続けて、ケインがジョーンの後ろに乗ると、手綱を掴んで馬の腹を蹴った。
矢が飛んできた方角へと、ケインが馬を走らせた。ジョーンはケインの腕の中で、身体の震えを止めようと懸命に筋肉に力を入れていた。
短く刈られた芝生の上をケインの馬が颯爽と走った。
時々、木々が密集している箇所を通り過ぎる。右側には小さな川が流れており、ケインの馬が上流に向かって走っていた。
ジョーンの身体はまだ小刻みに震えていた。一度、恐怖で震えだした体はなかなか止まってくれない。心臓の早い鼓動が、頭に響いていた。
指先は血の気がなく、触らなくても冷たくなっているのがわかった。足もきっと冷たいだろう。
(私は命を狙われている?)
誰が? 何のために。ジョーンの命を狙うのか。