ありえへん!!
「真瀬」
「はい?」
ビールからハイボールへと移っている。
あまり飲まないように見張りながら
「何で連絡してこなかった?ずっとお祖母さんについてたのか?」
「そ、それは」
バツの悪そうな顔をして一瞬視線をそらせ
「真瀬」
「す、すみません。携帯」
「……」
携帯をどうしたんだ?
「あ、まさかどっかで忘れてきたとか?」
コイツならあり得る。
倒れたと聞いて動揺していただろうし。
東京駅に向かう電車か新幹線か…
「会社に」
「……」
今…何て言った?
会社とか言わなかったか?
「俺、焦ってて、何を勘違いしたんか荷物を纏めてる時にデスクの上に置いてた 携帯を引き出しに入れてしもて」
「……」
「気がついたんは新幹線に乗って、そうや先輩に連絡入れよ思って、そこで携帯 忘れたことに気いついて」
「……」
「はっ?会社に忘れた?…ってお前は阿呆か!!」
俺の声が大きかったのか一瞬周りがシー ンとして
「せ、先輩、声がでかすぎます。すんません。何でもないですので」
周りに頭をペコペコ