ありえへん!!
「で、大阪はもういいのか?」
「はい。お盆以来に帰ったから祖母ちゃんが喜んで。俺ホントは昨日に帰ろ思た んやけど祖母ちゃんがどうしてももう一 泊しろ言うて聞かへんから。祖母ちゃん に恨まれても困るんで」
「……」
何処の世界に孫をそんなことで恨むお祖母ちゃんがいるんだよ。
「あ、先輩、飲むスピード早すぎませんか?」
「俺はお前とは違うから大丈夫だ」
「…何かひどい言われような気がする」
「真実だ」
「はい」
暫くは二人静かに飲み…食べていた。
――
―
「あ、そや先輩」
「ん?」
「さっき…心配したみたいなことを言わはりましたよね」
「……」
「俺のこと心配してくれてはったんです か?」
「……」
「先輩」
グラスに半分残っていたハイボールを一気に空けて
「帰るぞ」
「えっ?帰るんですか?」
「あぁ。ぼちぼちお前限界に達しかけてる。こんなとこから寝てるお前を連れて 帰るのは嫌だからな。明日は仕事だし」
「はい」
自分でも分かってるのか素直に言うことを聞く。
「先輩、勘定」
「いいから。早く行くぞ」
「はい。ごちそうさんです」
勘定を済ませて店を出る。
――
―
駅に向かって二人歩いてると