ありえへん!!
またシュンと項垂れた真瀬の頭をガシガシ撫でて
「俺が好きか?」
「は、はい」
「…本気か?」
「当たり前です。男が男に好きやって言うてるんですよ。冗談なんかで言えませ ん」
目をキラキラ輝かせて俺を見つめる。
そんな真瀬を可愛いとも愛しいとも思うが、どうも照れ臭くて
「なぁ真瀬、一つ聞いていいか?」
「はい」
「お前…ホモか?」
「は、はぁ~?何言わはるんですか!俺 はノーマルです」
「あの…そのノーマルなお前が男の俺を」
プンプン怒ってるし。
「あ、それは…別に先輩が男やから好きになったんと違います。好きになった先 輩がたまたま男やっただけで」
『たまたま男やった』からか。
「そんなこと言わはる先輩こそどうなんですか?」
「……」
「元々、男の方が」
「お前と一緒だよ」
「……」
「本気で惚れたのがたまたま男のお前だっただけで。俺、別に男に興味なんかないし」
――
―
ん?
何故か真瀬が真っ赤。