幕末桜
それから私は八木邸までやって来た。

もう辺りは夕日が登り始めている。

綺麗にオレンジ色だ。

「綺麗……」

「おい、そこの女」

…この人、此処の屋敷の人だよね?

とゆうことは…

この人がもう一人の副長、新見錦?

あっ、取りあえず返事しないとっ!!

「はい、私はち…、里(サト)と申します。以後お見知り置を」

一応偽名を名乗って置いた。

この人も敵だからね。

にしてもこの人もまたお顔の良い…

やっぱり新撰組ってイケメンの人しかいねぇ…

平隊士にもブサイクなんて一人もいないんだよ?

「…里か…フッ、なかなか良い女じゃねぇか…」

…こいつ…

でも此処でヘマしてられないっ!!

「まぁご冗談が上手いことで……あの八木邸って何処か分かります?

私、最近江戸から越して来たんで分からないんです」

よっしゃ!!我ながらナイス!!

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