幕末桜
「蝶、帰ってきたら甘味屋行こうなっ!!」

「あっ!!左之さんだけずるいー。

僕が蝶ちゃんを誘おうと思ってたのに〜

蝶ちゃん!!…気をつけてね?」

「はい。ありがとうございます、沖田さん、原田さん」

「蝶、体に気をつけてな!?えっーとそれから……」

「アハハ、大丈夫ですよ。ありがとうございます、新八さん」

「蝶ちゃん、くれぐれも息災で。

あと、着物の帯に刺している短剣。もしもの時に使うんだよ。忘れないでね」

「はい。ありがとう、山南さん」

皆…私のために心配してくれて

ありがとうっ!!

そんな気持ちを込めて…

「……近藤局長、行ってまいります」

私が真面目な顔で言うと近藤局長は大きく頷いて…

「どうか無事で…」

と呟いた。

私はそれに答えるように小さく頷いて

屯所をあとにした。

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