《続》跡目の花嫁さん~家元若旦那の危ない蜜月~
「何も?…濱部社長は桃の元カレに似ているんだろっ?」
「和也…ゴメンなさい…私」
「俺に二人のコト、教えてくれたのは濱部社長の奥様の美古夫人だ…」
「!!?」
「二人は離婚するらしい。俺…美古夫人と一夜を共にした。元はと言えば、桃が悪い!!二人の離婚だって桃が原因だっ!!二人で仲良くやればいい」
「和也??」
桃は涙を潤ませて、俺を見つめる。
「泣いて済む問題?俺…出て行く…」
俺はリビングを出て寝室に向かった。
「和也…ゴメンなさい…私」
「俺に二人のコト、教えてくれたのは濱部社長の奥様の美古夫人だ…」
「!!?」
「二人は離婚するらしい。俺…美古夫人と一夜を共にした。元はと言えば、桃が悪い!!二人の離婚だって桃が原因だっ!!二人で仲良くやればいい」
「和也??」
桃は涙を潤ませて、俺を見つめる。
「泣いて済む問題?俺…出て行く…」
俺はリビングを出て寝室に向かった。