わたしは彼を殺した、そして彼に殺される
彼に頼って、依存しきって…

この2年を過ごしてきてたのかもね。

振り返ると、高校時代の思い出は…

彼とのことばかり。

お嫁さんになるって言ってるだけで、

自分のやりたいこと、

将来のこととか

まったく考えてなかったもんね。

今から…

それちゃんと考えないといけないんだ。

そう思ってたとき…

窓がゆっくりと開いた。
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