ぬくもりをもう一度
幸せそうに

頬を赤く染める

香澄を見ていると、

俺の心がどんどんと

重みを増していく。


それをどうにか取るように、

ビールをぐいぐいと

喉に流し込んでいく。


はたから見たら、

やけ酒、そのものだ。


一気にビールを飲み干すと、

追加分を多めに頼む。


一応、香澄にも飲むか、

と訊いてみるけれど、

ゆっくり首を横に振った。





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