ぬくもりをもう一度
大分酔いが
回ってきたのだろうか。
頬を赤らめた香澄が、
よりおっとりした口調でそう言うと、
マイクを握り締めた。
香澄はふんわりと微笑んでから、
目を細めてゆったりと歌い始める。
その曲は、
俺とは対照的な失恋ソングだった。
その人のことが
好きで好きでたまらないのに、
別れを切り出してしまい、
その人の幸せをそっと祈り続ける―――
回ってきたのだろうか。
頬を赤らめた香澄が、
よりおっとりした口調でそう言うと、
マイクを握り締めた。
香澄はふんわりと微笑んでから、
目を細めてゆったりと歌い始める。
その曲は、
俺とは対照的な失恋ソングだった。
その人のことが
好きで好きでたまらないのに、
別れを切り出してしまい、
その人の幸せをそっと祈り続ける―――