後悔バス【短編】
たけしと入れ代わりに女子校生が乗ってきた





『佑香さん…』


『久しぶりね、君は元気だった?』


佑香さんは、俺より二歳年上で中学のダチの姉ちゃんだ


俺の初恋の人であり、そしてファーストキスの相手でもある


『ねえ、ここいいかな?』


佑香さんは俺の隣に並んで座った


甘い香りが俺の鼻先をくすぐった…

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