セックスフレンド
「怖い夢を見たの。それだけ」

「本当か?」

瑞希くんも上半身の体を起こした。

「本当だよ」

「どんな夢だった?」

「もう忘れた」

瑞希くんは何も言わず、あたしを抱きしめてくれた。

優しい優しい、瑞希くん。
安心する胸の中。

いつか、この胸を独占する彼女が現れたら。
あたしはお別れしないといけないんだよね。

セフレなんだから。
"お別れ"なんて、おかしいかもしれないけど。

「瑞希くん。ありがとう。もう寝よう」

「大丈夫か?」 

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