執事の戯言

「馬鹿げたことを考えてしまった…」


「よっ」と声を出しながら起き上がり、執事としての皮を脱ぎ始める。


黒のネクタイを緩め、取り外し、上着も脱いでハンガーにかけて壁に吊るす。


白のカッターシャツも脱ごうとボタンを外し終えたとき、扉のノック音が聞こえた。


今は真夜中の2時頃。


こんな時間に誰が…?


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