溺愛カンケイ!

「じゃあ、そろそろ帰るわね」

「今日はありがとうございました。それと…仕事に穴をあけてすみません」

頭を下げる。


「そんな事は気にしないくていい。今は身体をしっかり休めて退院してからまた頑張ってくれればいいから」


花音ちゃんは本当に真面目だな、と笑う。


「分かりました。ありがとうございます」

原田部長も花山主任もこんなにも親身になってくれて…感謝してもしきれない。

私は上司に恵まれているなと心から思った。



原田部長は表情を引き締め

「今日、拓也と話をするから花音ちゃんも逃げずに向き合って欲しい」


「は、い」


今はまだ怖いけど時間が経てば向き合える時がくるのかな。


原田部長と花山主任は帰って行った。

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