溺愛カンケイ!

ホント何なの?イライラする。

クルクルと指でペンを回していると
ポケットに入れてた携帯が振るえ、ディスプレイを見ると綾からだった。


『花音、お疲れ~。今日の夜にご飯食べに行かない?って言うか今話せる?』


立ち上がり営業フロアを出た廊下で綾のアドレスを呼び出し通話ボタンを押した。


呼び出し音が数回鳴った後…


『あっ、花音。ごめんね。大丈夫だった?』

「うん。それにしても珍しいね、平日に誘ってくるなんて。私はヒマしてるから大丈夫だけど」

『ホント?じゃ、行こうよ。どこにする?花音のオススメのお店はある?』


オススメか…やっぱりクローバーしかないよな。
あまり他のお店とか知らないし。


「ねぇ、だったらクローバーでいい?」

『いいよ、じゃあ仕事終わりに待ってるから』

「分かった、楽しみだね、うん。じゃあまた後でね」


携帯を閉じた。


よし、今日は飲んでやる!
綾に愚痴を聞いてもらおうっと。



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