青色キャンバス




「…当事者にしか本当の思いも真実もわからないよ。俺には絶対とは言い切れないけど、俺の知る先輩なら、東先輩を見捨てるなんて出来ないと俺は思う」


そんな事、初めて言われた……
私を幻滅しないの?
私が悪いって責めないの?



「先輩、俺は先輩を拒絶したりしない。だから怖がらないで、もっと俺に寄りかかってよ」


………どうして……



「どうして秋君は私が悪いって言わないの?」



―ポタッ


涙が流れた。








あ………
そうだ、私は誰かに受け入れて欲しかったんだ…


一人ぼっちは寂しくて虚しいから……


「先輩、俺はたとえ先輩が悪い事をしていたとしても、俺は絶対傍にいる」

「……どうして……?」



なんで私の為にそこまでしてくれるの…?









< 132 / 214 >

この作品をシェア

pagetop