青色キャンバス



「先輩…未来に何が起こるかなんて誰にもわからない。だから、仮に先輩と東先輩が出会わなかったとして、その未来に東先輩が死なない確証はどこにも無い」


「それは……」

「先輩のせいじゃない。先輩と出会ったこと、その思い出まで否定しちゃだめだ」



でも……でもね。
私があの時バスを離れなければ、あの人をあの燃え盛る炎の中で失う事もなかった。


「私があの時、蛍ちゃんの傍から離れなければ助けられたかもしれなくても?私が悪くないと言える?」



私を幻滅する?
私があの人を死なせたも当然なんだから…



まだ息があったかもしれない。
そんな蛍ちゃんを私は……






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