青色キャンバス
―雛side
「それ、私の宝物なんだけど…」
秋君が見ていたのは蛍ちゃんと始めて出会った日に見た蛍ちゃんの絵だった。
私が誕生日に欲しいとねだったもの。
『こんなもんでいいのか?お前、欲がねぇな』
なんて笑ってたっけ…
そんな事を思い出して少し笑ってしまう。
私にとってこの絵は、どんなに綺麗なアクセサリーよりも、可愛い洋服よりも比べものにならないくらいの価値がある。
「私の大好きな人がくれた誕生日プレゼントなの。この青空、綺麗でしょ?」
私は絵に触れる。
あの日、蛍ちゃんと出会った日の澄み渡る空。
綺麗だったな……
「それって……東先輩?」
秋君は気まずそうに私に尋ねる。
なんだ、知ってたんだ…
まぁ、学校では有名な話だし、知らない人の方が少ないか。
「そう。私の大好きな人。その人が描いた青空なの」
もうこの世にはいない人…
「それ、私の宝物なんだけど…」
秋君が見ていたのは蛍ちゃんと始めて出会った日に見た蛍ちゃんの絵だった。
私が誕生日に欲しいとねだったもの。
『こんなもんでいいのか?お前、欲がねぇな』
なんて笑ってたっけ…
そんな事を思い出して少し笑ってしまう。
私にとってこの絵は、どんなに綺麗なアクセサリーよりも、可愛い洋服よりも比べものにならないくらいの価値がある。
「私の大好きな人がくれた誕生日プレゼントなの。この青空、綺麗でしょ?」
私は絵に触れる。
あの日、蛍ちゃんと出会った日の澄み渡る空。
綺麗だったな……
「それって……東先輩?」
秋君は気まずそうに私に尋ねる。
なんだ、知ってたんだ…
まぁ、学校では有名な話だし、知らない人の方が少ないか。
「そう。私の大好きな人。その人が描いた青空なの」
もうこの世にはいない人…