朱雀の婚姻~俺様帝と溺愛寵妃~
「さて、それでは今度は柚の勘違いも解かなくてはな。由良、もう下がってよいぞ」
「はい。ありがとうございます。しかし最後に一つだけ柚様に言っておきたいことがあります」
「私に?」
「柚様。心して聞いてくださいませ。
わたくしは女ですから、殿方の御気持ちは完全には分かりません。
しかし、男が女と夜を共に過ごして何もせず終わるということは、とても辛いことだと思うのです。
そこはわたくし達女にはよく分からない気持ちですが、そういうものだとお思いください。
そして、帝は柚様を想う一心でずっと我慢してくださったのです。
本当に愛していなければ心が挫けていたと思います。
どれほど帝が柚様のことを想っていらっしゃるか分かってあげてくださいませ。
そして全ては、わたくしが盛った媚薬のせいで帝がおかしくなってしまったのでございます。
正気じゃなかったのでございます。
わたくしのせいなのでございます。
どうか、帝をお許しになってくださいませ」
由良は柚に深々と頭を下げた。
柚は言葉を返せず、由良の頭を見ていた。
そして由良は、暁にも頭を下げて部屋を出て行った。
「はい。ありがとうございます。しかし最後に一つだけ柚様に言っておきたいことがあります」
「私に?」
「柚様。心して聞いてくださいませ。
わたくしは女ですから、殿方の御気持ちは完全には分かりません。
しかし、男が女と夜を共に過ごして何もせず終わるということは、とても辛いことだと思うのです。
そこはわたくし達女にはよく分からない気持ちですが、そういうものだとお思いください。
そして、帝は柚様を想う一心でずっと我慢してくださったのです。
本当に愛していなければ心が挫けていたと思います。
どれほど帝が柚様のことを想っていらっしゃるか分かってあげてくださいませ。
そして全ては、わたくしが盛った媚薬のせいで帝がおかしくなってしまったのでございます。
正気じゃなかったのでございます。
わたくしのせいなのでございます。
どうか、帝をお許しになってくださいませ」
由良は柚に深々と頭を下げた。
柚は言葉を返せず、由良の頭を見ていた。
そして由良は、暁にも頭を下げて部屋を出て行った。