好きだけど…。
俺が鞄から聴診器を取り出したのを見た瞬間、真心ちゃんは泣いて嫌がった。

やっぱムリか(^_^;)
嫌って言われても、熱高いしな…。異変があれば病院に連絡しないといけないし…。説得…するか。

俺は、痛いことはしない、もしもしだけって幼い子どもをあやすように言った。

真心ちゃんは、本当に?って不安いっぱいに目に涙を溜めて聞いてきたから、安心してもらえるように答えた。

そして、起きているのが辛そうだったから、布団に横になって良いよって言ったら、真心ちゃんは辛かったからか素直に布団に入った。

俺は聴診する前に、真心ちゃんに冷えピタを貼ってあげ、安心できるように話しかけながら、聴診を素早く終わらせて、夕食まで部屋で寝かせてあげた。

風邪じゃなさそうだから、恐らく緊張や不安やこれまでの疲れが出たんだと思う。

熱、下がると良いな、って寝てる真心ちゃんの頭を撫でながら言った。


千尋side end
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