緋~隠された恋情
「先生!怖かった~」


浅尾は、可愛らしげに俺の胸に飛び込んできた


「お前なあ自業自得だろうが、

 こんな事件起こしといて、図々しい奴だなあ。


 停学だけじゃすまんぞ。」



「ええっ?先生黙っててよ。」


「馬鹿言うな、せいぜい警察で犯人擁護して刑を軽くしてやれ、

 どうせ、お前の罪なんて大して問われない。


 17歳だろ?


 勉強だと思って自分で始末を付けるんだな

 後で迎えには行ってやる。」



「え~先生一緒に来てよ~」


「俺はこいつに付いていかないとならん。

 まさか命の恩人見捨てろなんて言わないよな?」


「ふ~ん、しょうがないなあ。

 絶対迎えに来てよ先生。」


「ああ。全部すっきりして来い。



 警察の方すみません

 事情はコイツがよく知っているので話聞いてやってください。」






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俺は新とともに救急車に乗り病院に向かった。


厄介なことばかり起こるもんだ、

新、コイツは疫病神なんじゃないのか?






 








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