愛を知る日まで
「ねえ、真陽の初めてっていつ?」
「えっ…?」
突然そんな事を聞いた俺に当然真陽は不思議そうな顔をする。
こんな時に何言ってんだって思うよな、そりゃ。
「真陽の初体験、いつ誰とだった?」
「…なんで…そんなコト聞くの?」
質問を質問で返されてしまった。真陽は困った顔をしている。
「…だって俺…真陽の初めてが良かった。こんな綺麗な身体、他の奴も見たことあるのかと思ったらムカムカしてきた。俺だけが知ってればいいのに、そうじゃ無いのがイヤだ。」
「柊くん…」
自分でも呆れる。嫉妬と独占欲丸出しで。
大体俺だって初めてじゃ無いんだからそんなコト言う権利ないのかも知れないけど。
「俺だけの真陽が良かった!!」
苦しげにそう訴えて、繋がったままの身体をぎゅっと抱きしめると真陽は無言のまま俺の背中を抱きしめ返した。