双子の姉妹の マキとマイ
私はぐちぐちと文句をたれながら、角を曲がる。


ーーードンッ!ーーー


私は誰かにぶつかって教科書を落としたあげく、しりもちをついた。


「いったぁーい!」


私が痛いとつぶやく前に、上から甘ったるい声が聞こえる。


私は無表情で、顔をあげる。


そこにはメイクをすっごいした、茶髪の女の子がいた。


女の子はわざとらしく、べつに痛くもないくせ肩をおさえて言った。


「痛ぁい。………ちょっとぉ、ちゃんと前みて歩いてくれる??」


蔑んだ目で睨まれた。

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