《俺様的》彼女の手なずけ方
「ハハッ!!そんな顔するなって。これだ、これ」



「え…?」



ナルは、あたしの頭上にあるなにかを手に取った。



それは、手のひらにすっぽりと収まるカード。



カードの……ゲーム?



「悪ふざけが過ぎたな。お前をからかうと楽しいから、つい」



一気に、力が抜けた。



な……なんだ。



途中から、ホントにゲームしようって言ってたんだ?









やっぱりナルは悪いヤツじゃないってわかって、ホッとして、なんだか涙腺がゆるんできた。




「ううっ……」




「……お前、泣いてる?」




「だって……怖かったんだもん。あたし……どうしようって……。ナルに……無理やりされるかと思って、ホントに怖かった……」



安心したら、一気に泣けてきた。



あたしの上にまたがっていたナルが、ベッドからおりてあたしの顔を覗きこんでくる。




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